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保管時に最も気になるのがカビです。革には柔軟性を保持するために油脂類が含まれており、また、使った革製品には
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汗やアカ、それにホコリが付いています。カビはこれらを栄養源として成長するため、長く保管するときにはこれらを
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できるだけ除去しておくことが必要です。ホコリは掃い落とせば良いのですが、汗やアカは簡単に除去出来ませんので
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、日々の手入れで湿ったタオルで汗やアカの附着していそうな部分をふくのも一つの方法です。
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そして天気の良い日には、陰干しして水分を少なくし、それから保管するようにしましょう。
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保存は湿度が低く、酸素がない状態が一番良いのですが、一般にはできませんので、よく換気す
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ることが大切です。密閉した場所では、滞留空気中に含まれた湿気が夜間に気温の下降ととも
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に、革の表面に結露し革を濡らしてしまいます。一度その状態になるとカビは成長を始めますの
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で、ビニール袋に入れて保管するのは間違いになります。できるだけ通気性の良いものに入れて保管したほうが、
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良いということになります。
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※一見よさそうと思えるナフタリンなど防虫剤は直接接触してしまうと、 変色したり接着部が剥がれたりすることが、
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ありますので使用する際には、気をつけてお使い下さい。(基本使用しないのが、良いでしょう)
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